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学習塾ガイド

学習塾Q&A

Q1 個別指導塾は、いい塾なのでしょうか?
1995年頃から目に付くようになった個別指導塾が、現在でも増え続けているようです。急増の最大の理由は、このシステムが生徒にとってだけでなく、経営者にとっても長所が多いからでしょう。

生徒にとってのメリットは、学習効果が上がりやすいこと(特に補習レベルの学習において)。経営者にとってのメリットは、そのへんを歩いている大学生を安い時給で講師として雇えること(つまり、人材の調達が容易であること)です。

個別指導は、講師1名に生徒が2人か3人程度という授業スタイルであるため、講師と生徒のコミュニケーションが濃密なので、講師の質が悪くても何とかなります。塾の規模拡大や新規開校の際の最大の問題は人材ですが、個別指導なら人材調達は簡単です。ということで、現在、個別指導のチェーン塾は、どんどん教室数を増やしています。

しかし、「個別指導の塾=質の低い大学生講師ばかりの塾」ではありません。質の高い講師を揃えた個別指導の塾も、数は少ないが存在します。そのような塾はたいていチェーン塾ではなく、そして授業料がやや高めになります。個別指導の場合、講師の人件費がダイレクトに授業料にはねかえるため、授業料が安くて講師の質が高いという個別指導塾は、この世には存在しません。正解は、「授業料が安い個別指導の塾=質の低い大学生講師ばかりの塾」です。

では、「授業料が安くはない個別指導の塾=質の高い講師が揃っている塾」かと聞かれると、これも答えはNOです。単に儲け主義で高いとか、教室の場所や広さ、内装の豪華さなどに金をかけて立派そうに見せて高い授業料にしているとか、ある種洗脳のようなセールストークで強引に勧誘できる営業力があるので授業料が高くても生徒を集められるとか、そういう塾も少なくありません。正解は、「授業料が安くはない良心的な個別指導の塾=質の高い講師が揃っている塾」です。

ということで、個別指導といっても現時点では玉石混淆。単に「個別指導ならばいい塾だ」と思っている父母や生徒が多いうちは、「石」の塾でも経営が成り立つので、「石」の塾が減りません。個別指導の塾であっても厳しくチェックし、中身をしっかり確かめる必要があるでしょう。
 

Q2 個別指導塾は、性格としては補習塾?
個別指導塾の大半は補習塾か救済塾ですが、まれに、進学塾の性格を合わせ持つ総合塾の個別指導塾もあるようです。

進学塾として受験指導をしていくためには、キャリアのある質の高い講師(できれば主要教科のすべてで主任講師=社員の講師)と、受験指導についてのノウハウの蓄積が必要になります。「質の低い大学生講師ばかりの個別指導塾」の場合、上記の2つの条件のいずれも欠いているため、受験指導はできません。

そのような塾は、補習塾か救済塾としてやっていくしかありません。世の中の個別指導塾の大多数(特にチェーンの個別指導塾のほぼすべて)はこのような塾なので、「個別指導塾=補習塾」というイメージを持っている方が多いのは、当然のことと言えます。

しかし数は少ないが、補習指導と受験指導の両方ができる、すなわち総合塾である個別指導塾も存在します。「質の高い講師が揃っている個別指導塾」ならば、補習塾としての指導もできるし、進学塾としての指導もできるので、総合塾としてやっていけるでしょう。しばらく前までは一斉クラス授業で、進学指導をきちんとやってきた塾が、最近のトレンドに対応して個別指導に切り替えた(あるいは個別指導クラスを増設した)、というケースが多くあります。

ただし、「質の高い講師が揃っている個別指導塾」でありながら、補習塾あるいは救済塾としての指導に重点を置き、みずからも補習塾または救済塾として名乗っている塾もあります。これは塾長の教育理念によるものでしょう。そのため、「受験指導ができない(または弱い、あるいはやっていない)個別指導塾=質の低い大学生講師ばかりの個別指導塾」とは言い切れないのです。

さらに当然のことながら、開校してまだ歴史の浅い塾は、他の塾から経験豊富な講師を引き抜いてきたりしない限り、受験指導についてのノウハウが弱いものです。チェーンの個別指導塾が新たに開設した教室には、この点からも入念な受験指導は期待できないでしょう。
 

 

Q3 塾に通っているが、成績が上がらないのは何故なの?
自分の学力にあった授業をまじめに受けていれば、大小の差はあるが成績は必ず上がります。休まずに通って先生の話を良く聞いて宿題もきちんとこなしているならば、成績が上がらない原因は生徒本人にはありません。

このような場合、まず考えられる原因は、学力レベルが合っていないことです。進学塾の場合、自分の学力よりも高いレベルの授業を受けていると、まるでチンプンカンプンでしょう。低いレベルの授業では、ほんの少ししか学力が上がりません。また、学力の遅れが著しい(例.中学生ながら分数ができない)生徒は教え方が普通の生徒とは根本的に異なるので、補習塾では大教室の塾はもちろん、少人数制の塾であっても救うこと難しくなります。

救済塾に行くか、家庭教師(救済的指導の経験者に限る)に教わるか、補習塾なら個別指導または個人指導に行くことです。次に考えられる理由は、学力向上の無反応期です。塾に入ったばかり(短いと数週間、長いと数ヶ月)なら、まだしばらくは様子を見ないと何とも言えません。一斉クラス授業の場合は、生徒が教室の雰囲気や授業の進め方に慣れるまでは、じっくり落ち着いて授業を受けられないものです。

やがて慣れてくれば、授業に集中できるようになり、学習効果が現れてくるでしょう。個別指導の場合は一斉クラス授業よりは学習効果が早くから現れやすいものですが、それでも最初の数回は、講師が生徒の特性を充分には理解していないため、指導効率が悪くなります。何回かの授業のうちに、講師が生徒の学力や性格などをしっかりと把握してくると、その生徒に最適の授業を展開できるようになるので、急に学習効果が高まってくると思います。


Q4 塾の変え時はいつが良いでしょう?
不幸にして、通い始めた塾があまり良い塾ではなかった場合は、具体的な理由があるならば早めに塾を変える事をおススメします。

たとえば、塾長や講師に対して不信感を抱いた場合(直感でも不信に感じたとき、その直感はだいたい正しい)、授業がいつも騒がしい場合(講師が生徒に迎合するばかりで生徒を御し切れていない塾では学力が伸びるわけがありません。

そのへんの大学生を安い時給でバイト講師で雇い入れている塾に多い=そのような塾ではろくに研修もしていないので)、講師が頻繁に交代する場合(良心的な塾には生徒も定着するが講師も定着する、反対に儲け主義の塾は教育に熱意のある講師にとっては居心地が悪いのが普通)、いじめがある場合(まともな塾なら学校と違って講師の目が行き届いているからいじめが起きるはずがない)などです。

成績が伸びない場合は、Q&Aの3番の項目に述べたように、時と場合によります。

塾を変われば、またしばらくは学力向上の無反応期が続きます。そのため、転塾はできるだけ少ない方がいいでしょう。そのため、もしも転塾を決意したのならば、次の塾は絶対に良い塾を選ぶことです。2回も3回も転塾を繰り返していると、学力向上レースから致命的に遅れることになります。

たまに、受験学年になってから2回も3回も転塾を繰り返したあげくに冬になって相談に来る生徒(の父母)がいますが、このような生徒は受験までの1カ月や2カ月では、救いようがありません。

 

Q5 塾に対する付け届けは、何がいいでしょう?
そもそも、塾に対する付け届けは全く不要です。お中元やお歳暮をいただいたからといって、その生徒を優遇するようなことは、学校でも塾でもありえません。

しかし不要ではありますが、くれるというなら、たいていの塾では断りません。塾の講師は、他業種に比べて低い賃金で長時間労働していてその上夕食抜きになることが多く、経済的にも肉体的にも精神的にも疲労が蓄積しています。「この食べ物や飲物のおかげで1食分助かって、カロリー補給ができて、リフレッシュできて、明日の授業に力が入るのならば、遠慮せず頂戴させていただこう」ということで、塾に届いた食べ物・飲物は、その日の授業終了後に、あっと言う間に講師の胃袋に消えていくのが普通でしょう。

このようなことから、塾への付け届けに適した品物の条件は、あまり高額でないこと、みんなで手軽に食べられること、栄養の面も考慮されていること、の3点です。そこで私としては、果物を強くお勧めします。果物ならば、講師が痛めやすいのどにも優しいです。お中元ならブドウ(メロンは剥きにくい)、お歳暮ならみかんやポンカン、合格お礼ならイチゴ(伊予柑や八朔は少々剥きにくい)といったあたりでしょう。贈答用の立派な箱入りではなく、スーパーで買ってきたかのような簡単な包装の方が、ゴミが出なくて喜ばれます。

なお、退院するときの担当医へのお礼と混同して、志望校に合格すると謝礼として現金を包んでくる父母がまれにいます。経営が苦しい塾の場合、思わず手が出そうになりますが、それをやっては塾の秩序が崩壊するし、長年培ってきた塾への信頼感を裏切ることになるので、良心的な塾ならば現金や常識の範囲を超えた高額の品物は、絶対に受け取りません。そんなことをしてもらうよりも、「あの塾はなかなかいい」と新たな生徒を一人でも紹介していただいた方が、塾の貢献につながります。

 


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